心霊実験の正体

100年前、アメリカやヨーロッパで行われていた心霊実験。実は、霊の力を借りて心の中を読み取るというトリック(マジック)であった。そのトリックとは・・・

心霊実験という心の中を読み取るトリック

心霊実験トリック
まず1枚の紙を用意します。
そこに、名前を書いてもらいますが、その中に1人だけ亡くなった方の名前を書いてもらいます。
そして、残りの枠に、生きている方の名前を書いてもらいます。

 1) さくら     
 2) まちこ     
 3) あきな     
 4) めぐむ     
 5) ゆきえ     

次に、紙皿2個を用意します。
1つの紙皿にクレヨンを置きます。
その上に、残りの紙皿で「ふた」をします。

「死者の霊が降りてきて、印を残してくれます。」

紙皿を被験者の頭の上に持ち上げ、名前を一人づつ読んでいきます。
紙皿を下げ、開けてみると、皿の底に、亡くなった方の名前(まちこ)が書かれています。

人は、秘密を2番目に書く心理が働いている
普通、人は、何もないときには、1,3,5を選ぶことが多い。
しかし、今回、亡くなった方の名前を書くということで、1に書きたいところを隠さなければならないという強い心理的プレッシャーがあるため、2を選んでしまいます。

では、皿のトリックですが、実は、皿を頭上に持ち上げたときに、助手が、下の皿を2の名前が書かれたものとすり替えていたのです。

これが、心霊実験の正体です。


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