究極の度胸試し
元F1ドライバーの片山右京は、レースでの恐怖を取り除くために、一般車で120km以上のスピードを出しながら、前方車との車間を詰め、更に接触したままで1時間以上のドライビング練習を行っている。
この、接触したままの走行=超絶接触走行の運転を1時間以上続けているのである。
これは、片山右京が、恐怖心を取り除くために行っている方法の1つである。
知らないときは怖かったけれど、知ってくると、だんだんに慣れてくる。
即ち、習うより慣れろ である。
あえて、恐怖に直面して、それに慣れれば、恐怖心を取り除けるという訳である。
心理学上、同じような恐怖が20分近く続くと「恐いことは起こらない」という心理が働き始め、恐怖心が下がってきます。
恐怖とは、気持ちの持ち方ひとつで大きくなったり小さくなったりするものです。
そして、しばらく恐怖に身を置いてみれば、想像していたようなことが起こらないとわかり、恐怖を克服できるかもしれません。