心理学を使って、好きな相手を振り向かせる方法

無名時代の「ほしのあき」は、どのようにしてアイドルになっていったのか。そこには、単純接触の原理という心理学(ザイオンス効果)が存在していた・・・

単純接触の原理 Mere Exposure Effect

単純接触の原理とは、単純に相手と何回も会っている(自然な形で目に触れる)うちに、親しみや愛情が沸いてくるという原理です。

この原理により、自分の行動エリアにいつもあることが、やがて、無いと寂しい、無くてはならないものになってしまうというものです。

無名時代の「ほしのあき」(マネージャーは新人だった)は、雑誌に掲載されていたものの認知もなく、アイドルではなかった。
そこで、何とか売り出そうとある以外な場所に目をつけた。
それは、コンビニの雑誌売場。そこには「ほしのあき」がターゲットにしている男性が毎日やってくる理想的な場所である。
その男性達の目に触れる機会が増えれば、きっと男性達は親しみを持ってくれるはずだと考えた。
「ほしのあき」は、コンビニにおいてある雑誌の雑誌社・編集長を調べ、表紙に載せてくれるよう自ら地道な努力を積み重ね、直談判を重ねた結果、200冊以上の表紙を飾ることができた。そしてアイドルへと駆け上がっていった。

これこそが、「いつも出ている」「出ていないと寂しい」という単純接触の原理です。

心理学では、ザイオンス効果 とも呼ばれ、単に見せるだけの実験結果でも25回以上の接触があれば効果があると云われています。

ほしのあきが、この原理を知っていたのかどうかは、判りませんが、賢い女性ですね。

恋愛でも単純接触は、テキメンな効果を発揮する!

今、ちょっと気になる人がいる。
その好きな人を自分に振り向かせたい。

こんなとき、あなたなら、どうしますか?
遠くから見つめているだけでは、恋に発展しません。
こんなときこそ、単純接触の原理です。

では、その使い方は、
気になる相手の前に現れて、自分の姿を見せるだけ(自然な形で)。それだけです。
その回数が多ければ多いほど効果があります。
更に、効果を上げたければ、言葉をかけること!
相手に言葉をかけられないなら、
まず、挨拶をする。それも、決まった時間に「短く挨拶」をする。これだけです。
そして、会えなかったときに、相手は、「あれ?」と思ってしまいます。
これで、恋のキッカケができてしまいました。
次、会ったときに、会話を始めることができます。

ただ、注意しなければならないことがあります。
それは、第一印象が非常に大事であるということです。
最初の第一印象に失敗してしまうと、反感度を上げる結果になってしまいます。

要は、さりげなく、自然に、会う回数を増やすことです。
25回以上になって、初めてアプローチを始めることです。

では、更に絆を強めるためには、どうすれば・・・
心理学を使った「人の絆を深める」方法

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