バイロン卿
19世紀を代表する詩人バイロン
1788年1月22日 ロンドンに誕生。10歳の時に第6代バイロン卿となる。
バイロンは生まれながらの「びっこ」であったが、美貌の持ち主でもあった。
ケンブリッジ大学を卒業後、2年のあいだ地中海を旅し、その間に綴った長編詩「チャイルドハロルドの巡礼」書籍を帰国後の1812年に発表する。
この「チャイルドハロルドの巡礼」書籍は、たちまちのうちにロンドンの人々を熱狂的にさせてしまった。「びっこ」でありながら「美貌」の持ち主である若きバイロン卿は、ロンドン社交界で、貴婦人を虜にさせていく。そして、そのことは、欧米で今でも恋愛の達人として上げられている。
そして、この「びっこ」でありながら稀代の美貌の持ち主が社交界の中での自らの恋愛遍歴を詩集として発表していくことに、民衆は、大きな好奇心と期待をもって・・・・続きは、バイロンの人生 >>>
バイロンの詩
私が最も好きな詩、それは、" She walks in beauty "
安部知二氏の訳は、最高です。
原文(古典英語)も載せていますので、バイロンの素敵な世界を感じてみませんか。
美しい韻の響き、音符のないメロディーです。
エイダ・バイロン Ada Byron
バイロン卿の娘。彼女は世界初の女性プログラマーと呼ばれています。
プログラム言語の " ADA " ってご存知ですか?
1974年に米国防総省で開発されたプログラム言語「ADA」は彼女の名に由来しています。
また、Windows95のホノグラムシールの女性像は、彼女エイダバイロンです。
バイロン卿を扱った映画 レディー・カロライン
バイロン卿と子爵婦人であるカロライン・ラムとの道ならぬ恋。
1972年にSarah MilesとRichard Chamberlainが共演。
ストーリー、時代背景など詳しくは、こちら Lady Caroline >>>
バイロン卿を扱った映画 ゴシック
バイロン卿は、スイスで友人達と悪魔の儀式を始めた。
幻想の世界から目覚めたメアリー・シェリーは、ある怪奇小説を思いつく・・・
ストーリー、などの詳細は、こちら Gothick >>>
ドラキュラとフランケンシュタインの産みの親は・・・
英国を追われたバイロン卿は、スイスで友人達と暇つぶしに怪奇小説作りを始めた。
バイロンが始めた散文詩を原案に
ポリドリが書き上げた書籍が・・・
メアリー・シェリーが書き上げた書籍が・・・
■ 詩聖 ダンテ
Danteの " La Vita Nuova " 新しい人生
詩聖ダンテは ベアトリーチェ への恋慕を一編の詩に著しました。
それは「 La Vita Nuova 」英語訳「 New Life 」新しい人生
非常に美しい短編詩の書籍です。
かなり昔の詩ですが、今も恋の思慕は変わらないのですね。
私のつたない訳詩ですが・・・・