Lord Byron's
Works

バイロンの詩

かのひとは、美わしく行く She Walks in Beauty

バイロンの甘美な潤いを与える詩集本、書籍
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She walks in beauty, like the night
Of cloudless climes and starry skies;
And all that's best of dark and bright
Meet in her aspect and her eyes:
Thus mellow's to that tender light
Which heaven to gaudy day denies.


One shade the more, one ray the less,
Had half impair'd the nameless grace
Which waves in every raven tress,
Or softly lightens o'er her face;
Where thoughts serenely sweet express
How pure, how dear their dwelling place.


And on that cheek, and o'er that brow,
So soft, so calm, yet eloquent,
The smiles that win, the tints that glow,
But tell of days in goodness spent,
A mind at peace with all below,
A heart whose love is innocent!


        1815年 詩集 Hebrew Melodies 「ヘブライ調」より

かのひとは、美わしく行く
雲影もなき国の、きらめける
星空の、夜のごとくに
ぬばたまの、黒きもの、輝けるもの
よきものは、ことごとく
かのひとの、姿と瞳にこそあれ
ま昼間の、まぶしさに、神の惜しみし
あわれなる、夜の光に
やわらかに、融けてこそあれ。


いましばし暗かりせば、いましばし明るかりせば
鳥羽玉の黒髪に、浪うちて
かのひとの、面のうえに
やわらけくほのめける
いい方もなき、美しきものの影
傷つきて、消えにしものを
静けくも、あまき想いは
清らかに、慕わしく
その面に、かがやき出ずる。


かの頬に、かの額に
やさしく、しずかに
しかも想いにあふれて
ひとのこころ奪うほほえみ
燃えたつ色のにおいは
かのひとの過ぎし日の気高さを語り
身のうちの、やすらけきこころ
よこしまの思いなき
愛に満ちし、胸をささやく。


         訳:阿部知二 「バイロン詩集」書籍より

バイロンの代表的な詩集の書籍

1806年 Fugitive Pieces 「落穂集」 匿名出版
1807年 Poems on Various Occasions 匿名出版
1807年 Hours of Idleness バイロン名での出版
1812年 Childe Harold's Pilgrimage 「チャイルド・ハロルドの巡歴」 出版
1813年 Giaour 「異教徒」 出版
1813年 The Bride of Abydos 「アバイドスの花嫁」 出版
1815年 Hebrew Melodies 「ヘブライ調」 出版
1816年 Parisina 「パリジーナ」 出版
1816年 The Siege of Corinth 「コリントの包囲」 出版
1817年 Manfred 「マンフレッド」 出版
1818年 Beppo 「ベッポ」 出版
1819年 Don Juan 1,2 「ドン・ジュアン 1巻 2巻」 出版
1821年 Don Juan 3,4,5 「ドン・ジュアン 3巻 4巻 5巻」 出版
1823年 Don Juan 6,7,8 「ドン・ジュアン 6巻 7巻 8巻」 出版
1823年 Don Juan 9,10,11 「ドン・ジュアン 9巻 10巻 11巻」 出版
1823年 Don Juan 12,13,14 「ドン・ジュアン 12巻 13巻 14巻」 出版

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