SEO 検索エンジン最適化の手法 >>> SEO 検索エンジン最適化の基本

SEO 検索エンジン最適化の基本1 SEO 検索エンジン最適化の基本

SEO検索エンジン最適化には、様々な手法が使われていますが、適切なキーワードをタイトルやページ先頭に持ってくるというのが基本的な手法であり、ただ、業者によっては、検索エンジンスパムと呼ばれる手法が使われることもあります。ただ、この検索エンジンスパムを使っていることが発覚すると、検索エンジンのインデックスから削除されるなどのペナルティが課せられ場合があり、最悪は、特定のドメイン・IPアドレスを検索対象から除外するペナルティもあり、ドメイン・IPアドレスの再取得といった多大なコストがかかってしまうことがあります。

SEO 検索エンジン最適化の基本2 キーワードの分析

SEO検索エンジン最適化を始めるにあたり最初にすべきは、対象としたいウェブ利用者がどういったキーワードで必要とする情報を探しているかを理解することです。例えば、ある商品を比較しながら探す場合、検索ボックスには商品の固有名詞ではなく一般名称が、商品の機能名ではなく一般的な機能名が打ち込まれる傾向にあります。この語句の集合は目的キーワード群または目的語句と呼ばれ、目的キーワードを設定することで、ページデザインなど他の最適化へと進むことができます。

SEO 検索エンジン最適化の基本3 キーワードに沿ったページの構成

ある検索キーワードによる検索結果で上位にくるには、ページは検索キーワードに合致もしくは関連するキーワード群を含んでいなければなりません。
あるページが、あるキーワードにどの程度関連しているかは、検索エンジン・スパイダーのアルゴリズムに基づいて決定されされます。そのアルゴリズムはウェブページの順位を決定する公式を計算しており、検索エンジンは、ウェブサイトが閲覧されるときに閲覧者が読もうとするテキストをHTMLの文書構造などに基づいて整理し、そのページは何を記しているページで、あるキーワードに対する関連性がどの程度かを判断しています。

SEO 検索エンジン最適化の基本4 リンクの作成

多くの検索エンジンでは、ページの価値を判断する基準に、そのページがどれだけ他のページからリンクされているかという観点を採用しています。したがって、ウェブ上の他の関係あるサイトに自分のコンテンツについて通知し、リンクを求めたり、自己が運営する既存のサイトから適切なリンクを張ったりすることで対策としています。
また、スパイダーはコンテンツのハイパーリンクを辿って巡回を行うので、検索エンジンに登録してもらいたい場合、そのページへのリンクを張っておくことが必要になります。

「サイトマップ」を作成することはその手法の一つで、推奨されていることでもあります。
サイトマップは、トップページやサイト上のすべてのページからリンクされているのが好ましく、このようなページがあると、ひとたびスパイダーがサイトを見つけた時に、そのサイト全体が索引化される可能性が高くなります。

ページ間の関連性

検索エンジンはリンクに関する序列判定決定の際に、次の3つの要素を見ています。
 1) 送り元のテキスト(そのページの文章)
 2) リンクアンカー(リンクをする箇所の文字)
 3) 送り先のテキスト(リンク移動先ページの文章)
これを行うために、サイト全体を細分化し、各々のコンテンツを徹底的に作りこみ、それによる「必然」な3要素を満たすことで、正当なリンクを得ることになります。(逆に言えば、この要素を満たさなければリンクスパムになりやすいということです。)

SEO 検索エンジン最適化の基本5 HTMLによる最適化

検索エンジンは、HTMLのmeta、title、h(h1.2.3.4....)、strong、emの各要素タグを重視していると思われるため、重要なキーワードをこのタグで囲って、重要であることを示すことが必要です。
なお、この手法は、過度に行うと検索エンジンスパムとみなされるため、注意が必要です。

SEO 検索エンジン最適化の基本6 不適切な最適化

不適切な最適化は検索エンジンに悪意なページ(サイト)とみなされる場合があります。

・ 関係のないキーワード

サイトと無関係なキーワードを大量に埋め込むとスパム扱いされることがあります。
sexなどの言葉を背景色と同色で記述するなどの方法(隠し文字といわれる)もスパム扱いされることがあります。

・ 関係の乏しい地名などの羅列

地名をキーワードにして検索するウェブ利用者が多い(例:「日本橋 レストラン」で検索)ことを利用して、サイト内容とは直接関係のない大量の地名(市名や区名などを)を埋め込むことは、スパム扱いになることがあります。

・ 不適切なリンク

内容の関連性のないページとリンクを張ったり、リンクのみのページを作成したりすることは、不適切なリンクとみなされる場合があります。また、極端に小さな画像に隠しリンクを作成することも不適切とみなされる場合があります。

リンク・スパム

サイトと何の関連性もないリンクを不特定多数に向けて大量に発信する行為をリンクスパムと呼びます。
ただ、Google のような検索エンジンは、適切に得られたのではない何千ものリンクを見て、あるページの関連度(ランキング)が高いと判断してしまう場合があります。そこで、キーワードを内向きリンクのハイパーリンクされたテキストを作成 (:Googlebombing「Google爆撃」 と呼ばれる) しているものもありますが、この行為は、スパムリンクとなりやすいので注意が必要です。

・ 検索エンジンに悪意に最適化されたページの作成

目的とするページへの誘導のみを目的としたページを作成し、検索エンジン用に文書構造などを最適化したものです。入り口になるページはドアページと呼ばれ、ドアページは閲覧者にとっては意味不明であることが多く、metaタグによるリダイレクトが行われているものが多くあります。

クローキング Cloaking

クローキング(Cloaking)とは、「隠す」「置き換える」という意味で、検索エンジンのロボットがウェブページの情報を収集しにウェブサーバーを訪れた際に、従来ユーザーがブラウザでそのウェブページにアクセスする際に表示される情報とは違う情報を、ロボットにそのページの情報として渡すと言う種類の技術です。
つまり、スパイダー(ロボット)には見えて人間が見ない(見えない)ページを作成するということです。

・ アフィリエイトで大量リンク獲得

一部の業者で見られる手法ですが、複数の大手アフィリエイトASPに広告主として加入し、一見高額の報酬を提示して一気に大量のリンクを集める手法です。
一部の悪質と見られる広告主は、広告搭載サイトへの報酬支払い承認率は数%と、通常では考えられない不自然な低さであることから、検索エンジン上位表示と報酬支払い踏み倒しと二重に不当な利益を得ていて、検索エンジン表示の公平さを歪めています。

・ 無料アクセスカウンタによる大量リンク獲得

これも一部の業者による手法で、無料のアクセスカウンタサービスを提供し、その対価としてユーザーに隠しリンクを記述させる行為です。
ユーザーは、HTMLについてほとんど理解しておらず、そのまま貼付してしまうことを利用した結果、大量リンクに加担してしまいます。

リンクの売買(有料リンク)

検索エンジンでの結果を向上させることを目的に、他サイトからのリンクを購入、または、自サイトからのリンクを販売等する行為のことです。
なお、Googleでは、そうした不当な有料リンクの報告を募っています。

※検索エンジンのアルゴリズムは何時変更されるかわかりません。そのため、ここに記した情報は絶対ではありません。