eBoostr(ReadyBoost)はFlashなどの重いアプリソフトを高速起動処理してくれます。
実際の使い方手順を紹介。
eBoostr3はVISTAにも対応しました。
Vistaで採用されたReadyBoostは、USBメモリーをシステムキャッシュとして使うことで処理を高速化してくれる機能です。
ReadyBoostを設定することでアプリケーションの起動が劇的に高速化されます。
ただ、この機能はVistaだけのものであり、XPユーザーには使えません。
そこで「eBoostr」の登場です。
eBoostrはXPユーザーでもVistaのReadyBoostと同等の機能を使うことができます。
eBoostrは、ReadyBoostを100%再現できるものではありません。
ただ、eBoostrはReadyBoostと機能・性能などで差別化を図っています。
* 1~2GBの容量を推奨しており、4GB以上のフラッシュメモリ(NTFS)も使える。
* 空きメモリをキャッシュに充てることが可能。RAMディスクと同じ機能で使える。
* 試用版は、起動して4時間まで使用可能。再起動することで、また使用できる。
* Ver.3は、特定のアプリケーションを優先的にキャッシュする機能を搭載している。
* Ver.3は、最大4種のキャッシュ用デバイスを同時使用可能。
ReadyBoostに使用できるフラッシュメモリーはUSBメモリーだけではありません。
SDメモリーカードやCF(コンパクトフラッシュ)、メモリースティックなど、ほとんどの取り外し可能なフラッシュメモリーデバイスが利用できます。
インターフェースもUSBに限らず、PCカードやExpress Cardなどが利用できます。
ただ、ReadyBoostで使えるか否かを決めるのは速度です。
ReadyBoostとして使えるフラッシュメモリーの条件は、以下のようになっています。
* 容量が256MB以上(最大4GB)
* 4KBブロックのランダム・リードが2.5MB/秒以上
* 512KBブロックのランダム・リードが1.75MB/秒以上
※ デジカメ用などに使われている高速なフラッシュメモリーは、シーケンシャルアクセスは高速ですが、ランダムアクセスの性能がそれほど高くないものがあります。
こうしたフラッシュメモリーは、ReadyBoostでは使用できません。
また、USB 2.0に対応するUSBメモリーのすべてが、ReadyBoostで使用できるわけでもありません。
上記のスペックを満たさないUSB 2.0対応メモリーは数多く存在します。
USBメモリーがReadyBoostに対応しているかを見分ける方法のひとつが、“Works with Windows Vista”というロゴマークです。
このロゴを取得しているUSBメモリーなら、ReadyBoostで動作します。
ロゴを取得していないフラッシュメモリーでも、“ReadyBoost対応”という文言あれば、基本的には大丈夫です。
まったくReadyBoostという記述がないUSBメモリーや、現在持っているUSBメモリーがReadyBoostで利用できるかどうかは、PB-Testerでチェックすると、そのUSBメモリーがReadyBoostに使えるか否かが確認できます。
では、テスト用に用意したTranscend JetFlash T3 (2G)というUSBメモリーをチェックしてみます。

このUSBメモリーは2Gの容量で\599で購入した極薄極小のUSBメモリーです。
ReadyBoost対応の表記はありませんが、読み込み10MB/s,書き込み3MB/sという、それなりの速度表記でした。
PB-Testerでのチェックの結果、ランダムアクセスの速度は、読み込み3.1MB/s,書き込み2.2MB/sとなり、上記のReadyBoostの条件をクリアしていました(PASS表示)。
USBメモリーに使われるNAND型フラッシュメモリーには、SLCとMLCという二種類がある。
SLC(Single-Level Cell)では各セルにつき1ビットが格納されるが、
MLC(Multi-Level Cell)では2ビット以上が格納される。
SLCは1ビットのECC(Eerror Correction Code)を含めて1ブロックにつき10万回の書き換えが可能であるのに対し、
MLCはECCを含めて1万回までしか書き換えができない。
ということは、MLCはデータ保持期間が3年に満たないものがあるということ。
SLC(シングルレベルセル)
※長所: 高速、高信頼性、ReadyBoost向き
※短所: 高価(MLCの1/2~1/4の低容量)
MLC(マルチレベルセル)
※長所: 大容量、低価格、ストレージ向き
※短所: 信頼性、高速性でSLCより劣る
となれば、頻繁に書き換え利用(ReadyBoostや作業用など)している場合には、SLCを選んだ方が良い。
ただ、現在の大容量低価格化の流れで、SLCが少なくなっている現状みたいだ。
調べた範囲でのSLC USBメモリー
・Buffalo RUF2-S / SC / R
・GreenHouse PicoBoost GH-UF BS
・Elecom MF-JU2 / HU2 / KU2
・PQI 339Pro
・SONY USM-JX
・Transcend JetFlash 2A / 185 / 168 / 160 / 110
・OCZ ATV-Turbo / Rally2-Turbo
・SANWA UFD-RH
・HAGIWARA HUD-LS
※上記以外にもSLCあるが、現在はMLC生産に切り替わっているものがあり、ロットによる混在に注意。
[ CM ]
OCZ THROTTLE eSATA&USBフラッシュメモリ 8GB 高速読込90MB/s
OCZ THROTTLE eSATA&USBフラッシュメモリ 16GB 高速読込90MB/s
OCZ THROTTLE eSATA&USBフラッシュメモリ 32GB 高速読込90MB/s
eSATAにもUSBメモリーにも使える。
転送速度:Read:90MB/s Write:30MB/s(eSATA接続時)
Read:32MB/s Write:30MB/s(USB接続時)

使ってみて、本当に速い。
4145ファイル(計5.5MB)の書込み 30秒で終了。